DPC、SQL、R、を中心に分析とかのblog

DPCデータをSQL、RやBIツールを使って分析する奮闘記です。 某民間病院で医療情報等を取り扱っています。

DPCデータをSQL、RやBItoolを使って分析していく奮闘記です。

お疲れ様です。

以前、経営会議で改善に関するシビアなものを我々事務サイドから提案したことがありました。
具体的な内容はあまり申し上げられないのですが、
いわば、医療の質と経営の質は、両輪だと思いますが、簡単に言えばそういった類の話です。

ですから、何が本当に正しいかは微妙なところで、正解はわりませんが、

医療の質の低下を招きかねない、医療者は現場で頑張っているのだ。
という意見に対して、

当時の私の上司は
"事務屋にとっては、経営が現場"です。
といってのけたのです。

医療者からすると、医療の現場がわかっていない事務屋が何を!
と思われたからもしれまんが、
経営管理がない状態だと、屋台骨も折れてしまい、医療を提供できる環境すらなくなってしまいます。
どっちが先かはわかりませんが、どちらも大事な話です。

医療者と事務屋・・・時には対立関係になってしまうことありますが、
本来、一つ屋根の下のクルーです。
事務屋は経営のために、そして、医療の質と安全の確保のために
何ができるか?経営を安定化されるために日々考えて尽力しなければなりません。

ですからは、現場が"経営"にあることを理解し、日々の業務に臨まなければならないと思います。
常に経営手法について研鑽し、分析、定点観測を続け
異常事態に陥らないように、舵取りをしていかなければならないと思います。


お疲れ様です。

保険診療の12月の特集は「間違いだらけのシミュレーション」
でした。衝撃的過ぎて、思わず貪るように読んでしまいましたが、
なんだ!そんなことか!その程度の間違いですか!
という印象です。

しかし、この「間違いだらけのシミュレーション」
この言葉には襟を正さないといけないと思いました。
自分への戒めです。

シミュレーションではないですが、以前、メッセージの強すぎるデータを基に
ストーリーを展開してしまったが故に
誤解を招き、先生に説教部屋で1時間くらい怒られ続けたことがありました。
きちんと釈明と真意を説明し、その後は釈放されたのですが・・・
正直怒られるのは悪いことではないと思います。それくらい強いメッセージでぶつかってもよいと思います。

しかし、人間には心があります。
データ分析はあくまでもデータ分析。
相手の気持ちを慮り、適切なメッセージを届けて、
行動変容に結び付ける、"情"報伝達が必要です。

ハーバード流交渉術は、人間の感情に対してどう向き合うかという視点での
増強版が出版されています。

人には心があります。
どんなに鉄仮面な人でも心はあります。
そのことを重々、心に刻み込み、データを取り扱いたいと思います。

お疲れ様です。

最近、よく聞かれることが多いので、読者の方にも(いらっしゃるのか・・・)にもお役に立てるのではないかと
思い、まとめておきます。
特に、初心者(わたくしもです)はここがよく理解できないことが多いと思います。

BIツールでデータをフィルタリグして項目を変えてきたいことがあろうかと思います。
それができないデータ構造があります。単純な話ですが、

  設問1 設問2 設問3 設問4 ・・・・
id1
id2
id3
id4


というデータフレームがあったとして、
設問毎にフィルターをかけたいと思っても、設問は横に展開しているので、
BIツールでは、これだとフィルタをかけようがありません。
エクセルのピポッドグラフのフィルタやスライサーでも同じことです。

ですから、そういう場合は、
   設問番号 回答内容
id1 設問1   ○○
id1 設問2   ○○
id1 設問3   ○○
id1 設問4   ○○
id2 設問1   ○○


とった具合にデータを変換しなければなりません。
今回はアンケートを例にとりましたが、そういうことです。
Rで統計的なグラフを作成しようと思ったら、後者(下部)のデータフレームである必要がある場合が
多く、Rでは、上部のデータを下部のデータに置き換えるスクリプトがあります。
これで変換すればいちころです。
あいにく、これをBIツール上で変換してくれる機能はわかっていません。
(エクセルで扱える量であれば、マクロで変換可能です。)
ですからRで扱える程度のデータ量であれば、
BIに突っ込む前に、一度Rでデータを整形してBIに流し込むと
より良いデータになると思います。


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