DPC、SQL、R、を中心に分析とかのblog

DPCデータをSQL、RやBIツールを使って分析する奮闘記です。 某民間病院で医療情報等を取り扱っています。

DPCデータをSQL、RやBItoolを使って分析していく奮闘記です。

最近気が付いたことがあります。もし、仮に人生の遺書を書くことがあるとすれば、
後生の人には役に立たないかもしれませんが、私に舞い降りたエピソードを。

誰かのために必死に働いていれば、その人が必ず援助してくれるような気がしております。
なぜ、そうなのかはわからないのですが、本当に真摯に生活しているそういうことなのかもしれません。お坊さんの原理かもしれません。
そしてまた、私はその方へ恩返しをしたくなる。そしてまた相乗効果が生まれる。
私が単に恵まれていただけなのかもしれませんが。

私のかつての上司は、資料は一切、作らない、作れない?方でしたが、
言っていることはいつも全うでシンプルで明瞭。若干胡散臭さは否めませんでしたが、
突っ込まれて、うわっと思ってしまうこと、ズバッと言って、チームの道を切り開く人でした。
その上司の人生感なのですが、一生懸命働いているので、外食時は一切を奢ってくれていました。
さらには私の職場、次のステージへも誘ってくれる恐ろしく神に近い方でした。

次は、私の今の上司。私をここへ誘ってくれた張本人であり、恩人です。
日々、真摯に仕えております。私とは対等に接して下さるし、頼って下さる。
そして、専門的な悩みはいつも助言をして下さる、素晴らしい上司です。
自己研鑽、病院のための修行としてとある学会に行きたいけど、カネが・・・
というと、ポケットマネーを出してくれたのです。
何回も何回も出張にはいけないので、そういう時はへそくりを出してくれるのです・・・
本当に感謝しかありません。

そして、別の上司。NSですが、共に新プロジェクトを立ち上げ、2人3脚状態で1年半以上の
仲です。今のプロジェクトを進めるために、累計800時間以上は議論・語りを重ねてきた師匠です。
普段は事務とNSですから全く違う仕事をしているのですが、同じ病院経営・運営システムを考える上でのベクトルは同じで、日々語り合いをさせてもらっています。
私が本を大事にしている、カネがないということを知ってか知らずか、良い本があれば、貸してくれるし、これは!というのは買って下さる。そして、とある雑誌を定期購読で私に下さっている。
まさに、神。恩返しをしても足りないくらい手厚い待遇です。

そして、何より妻に感謝です。こんな私ですが、一応、結婚しております。
少ない小遣いでどうやって生き延びば良いかを常に考えさせてくれています。
限られた小遣いで買うべき本は!?AMAZONでポチッとなは決して出来ません。
ただ、AMAZONで迷子になることはままあります。
今買うべき本は何なのか!?おかげて買う本は洗練され、効率が高まります。
本は買わなくても図書館にいけば大抵のものはある。新書ばかりが良いものではない。という
ことにも気が付いた。さらに、リクエストすれば、新書も図書館に届く・・・。
こんなのカネがあったら気が付かなかったでしょう。
おかげて本を読む量はかつての20倍くらいになりました。

そして、研修費や学会費を稼ぐためにどうすれば良いか!?と考えられるようになり、
講師を引き受ける、雑誌に執筆する等、徐々に食い扶持が増えてきています。

本当に感謝です。
お金がないけど、一生懸命やっていれば、直接的なお金ではなくても、
お金で買おうとしていたもの、知識、等は巡り巡って巡ってくる。
そのような不思議な現象が起こるということを体験致しましたので、ここにご報告いたします。
あまりに稚拙な体験記ですので、後に削除するかもしれませんが、ご了承下さい。


病院経営の王道、その一つに『断らない救急』が挙げられます。
一方、事務の王道は、『断る事務』。
私はこの逆張り戦法です。

一回断ると、もう二度とその後相談は来ません。
自分の成長にも全く繋がりません。
忙し過ぎることは良くないことですが、トライすることは非常に重要ではないかと思います。
「いやぁそれやったことないから、うちらの担当じゃないからわかりません。」
というお言葉を良く聞くことがあります。
確かにそうかもしれません。
では、あなた、いつやるの?
何が担当なの?その担当範囲は誰が決めたんですか?

その言葉を発したあなた、あなたのミッションは何ですか?
と言いたくなる時もあるわけです。

引き受けるということは責任も伴います。
決して、安請け合いではいけないと思います。
①依頼⇒仕事のイメージを作る⇒引き受ける⇒上司に相談する⇒やらせて欲しい⇒合意得る⇒トライ
②依頼⇒自分だけじゃ無理だな⇒わかる人に相談する⇒その人に任せる
                        ⇒一緒にやる
①か②のフローが適切な流れではないかと考えています。
一番駄目なフローは、
①依頼⇒「あ、私違うんで」
依頼者はあなたに?と思って来ているわけですから、
まずそこを汲み取ってますかと、思ってしまいます。
あの人の聞いてみては?があればまだましですが、
はじめから自分の可能性を狭めている。

そして、仕事の依頼は必ずしも何でもかんでも飛んでくるわけではないのです。
依頼者は、依頼者なりに取捨選択していると思います。
まったく、異分野のことについては、そもそもこちらに依頼してくるはずがありません。
例えば人事について。これは私のところに今のところ全く相談がありません。
そういう部署ではないですし、そういう仕事をしているという認識もないと思われます。

仕事が集まるということは、ビジネスチャンスです。
起業するという意味ではなく、組織におけるビジネスチャンスです。
組織内においてニーズが高まる職員はどうなるでしょうか。

そして、集団としてのスキル、ナレッジマネジメントも重要となります。
自部署のメンバーで共有できるスキル、ナレッジを発展させていくことが重要です。
そして、自らは次のステップへと新たな道を切り拓くのです。

最初はできないかも!と思っても、どうすればできるか?と一旦考えること。
これが、次のステップに必ずつながると思います。



お疲れ様です。
データ分析だけでは経営はできません。
データ分析は、経営活動の中における一部分にすぎません。
企業にはミッションがあり、ビジョンがあります。
ビジョンを実現するためにストラテジーがあります。
そのストラテジーを実現するためにアクションがある。
それを最もシステマティックに動かす経営管理ツールがBSCだと考えます。

1 財務
2 顧客
3 業務プロセス
4 成長と学習

病院全体としてのBSCが各セクションに展開し、それが個人に展開できれば
全職員参加型の実践的経営活動につながると考えます。

これを動かすためには、現状、将来予測、KPIの抽出が可能な分析能力を持つ能力が必要ですが、
回していくための人財育成、つまり、人事管理との連動が必要です。

ドラッカーでの格言でもありますが、経営指標が先か、人の活動が先か。
これは後者でしょう。
企業が何のために存在しているのか。それを末端の社員まで浸透させることができるか。
所帯が大きくなればなるほど、経営者と社員との距離は遠くなってしまいます。

経営者の考えを明確に示すために、ミッション、ビジョン、ストラテジーを明文化し、
BSCによって具体的な行動目標を定めて、定点管理していく。

やらされている感ではなく、ともにビジョンを実現しようという気構えがなければいけません。

市場環境が変化していくなかで、同じことを遂行していくことを美学にしていては、
市場に取り残されてしまします。
現状維持は衰退です。

さぁ、わが、企業は何のために存在しているかを今一度、思い出してみようではありませんか!










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